ビーキャスカードのエラー画面

その日は突然訪れました。

B-CASカードを正しく挿入してください。

B-CASカードを挿入していても

このメッセージが表示される場合は、

カードを差し直してください。

何も映らなくなったテレビに無慈悲に表示される文字列。

困惑しつつテレビ背面のB-CASカード(通称:ビーカス)を確認してみるも、正しく挿入されているように見える。

テレビからカードを抜いて確認してみるも、素人に異常は確認できず。

再びカードをテレビに挿入してみると、ほんの数秒だけテレビが映るものの、またスグにエラーが表示される。

何度か抜き挿しを試みるも症状は改善されず・・・。

うーん困った。













ビーキャスカードの不具合診断をする

ネットでビーキャスカードのエラーと検索してみると、同じような症状の質問や解決方法が沢山ヒットします。

そしてそんな解決方法の中には、自己流のやり方を紹介している個人のブログも見かけますが、ビーキャスカードはとてもデリケートで傷つきやすいので、まずは公式サイトの不具合診断をしてみましょう。

B-CAS(ビーキャス)公式

詳しい診断方法は上記の公式サイトを見て頂くとして、ここでは簡単に不具合診断の流れを説明します。

ビーキャスカードの抜き差しは、必ずテレビ(受信機)の電源を切ってから行って下さい。

そしてカードの金属部分(ICチップ)には触れないようにしてください。

他のビーキャスカードを試す方法

他にビーキャスカードが入った受信機(テレビやレコーダーなど)を持っている場合は、そのカードを挿してみて改善されるか試してみる。

他のカードを挿してみても改善されない場合は、テレビに問題がある可能性が高い。

別のカードで症状が改善された場合は、元のビーキャスカードを挿してみる。

やはりテレビが映らない場合は、元のビーキャスカードが故障している可能性が高いと言うことです。

ビーキャスカード(星1個と星2個)のイメージ

他のビーキャスカードがない場合

まずはビーキャスカードが正しく刺さっているか確認です。

一旦カードを抜き、奥までまっすぐ確実に挿入します。

これで症状が改善されなければ、もう一度カードを抜き、カードやICチップに汚れがないか確認します。

汚れなどがあった場合は、柔らかい布や乾いた綿棒で拭き取ります。

それから、再度カードを挿入して映像が映るか確認します。

映像が正しく映らない場合は、テレビ(受信機)の説明書をもう一度よく確認して、カードの向きなどに注意して抜き差しを何度か繰り返します。

それでも改善されない場合は、テレビのコンセントを抜いて、しばらくして(5分から10分程度かな?)もう一度カードを挿入してからコンセントを挿し、テレビが映るか確認します。

そこまでしても改善されない場合は、ビーキャスカードの不具合の可能性が高いです。



B-CAS(カスタマーセンター)に電話する

我が家の場合はテレビの他にレコーダーにビーキャスカードが入っていましたので、それを挿してみたところ普通にテレビが映りました。

それでビーキャスカードの不具合だと確信したわけですが、前日の録画予約が複数失敗していたこともあり、怒り心頭でB-CAS(カスタマーセンター)に電話することになりました。

この時、そもそも「ビーキャス」って何なんだよとか、このテレビ「シャープAQUOS」は買ってまだ2年だぞとか、代わりのカスカいつ届くんだよ的な気持ちも含まれます。

とは言え、私は「気が弱い」「いい大人です」ので怒りをグッと堪えて電話しました。

※B-CASに電話することでビーキャスカードの無償交換や有償交換を受ける事ができます。

ビーキャスカードの交換や再発行の条件

まず新しいビーキャスカードへの無償交換の条件は、テレビ(受信機)を購入して3年未満となっています。

3年以上経過している場合は、有償(2,050円)となります。

この期間の確認は保証書などを見なくても、ビーキャスカード裏面の20桁の数字をオペレーターに伝えれば、あちらで確認できるようです。

それと交換が条件ですから、新しいカードを受け取った後で、古いカードを必ず返却する必要があります。

カードが割れているなど、破損が原因の場合は後で請求される可能性もあると言うことですね。

ちなみに、このビーキャスカードはカード裏面にも書かれていますが、所有権は「(株)ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ」に帰属しています。

つまりB-CASから借りていると言う扱いになるので、基本的に返却が必要なのですが、受信機の廃棄や譲渡の場合は「IC部分」を切断すれば自分で廃棄して良いと言う、不思議なルールがあります。

ビーキャスカードの裏面「このICカードはデジタル放送用です」

ビーキャスの対応めっちゃ早い

さて、ビーキャスのカスタマーセンターに電話して「HPの不具合診断手順を試しても改善しなかった」と伝えると、カードの番号を聞かれ、本当に不具合なのかいくつか再確認されてから、交換の手続きをしてくれました。

私感ですが、B-CASカスタマーの対応はとても良いと思いました。

きっと毎日すごい量のクレームを処理しているのだと思いますが、オペレーターの女性がとても丁寧な対応だったので、さっきまで感じていた怒りが電話を終えるころには「故障だから仕方ない」という気持ちに変わっていました。

どこかのPCメーカーの日本語が怪しいカスタマーとは大違いだなと・・・おっと関係ありませんね失礼しました。

そして、電話の翌日には「速達」で新しいカードが届き無事にテレビを視聴できるようになりました。

速達で送られてきたビーキャスカードの画像

B-CASカードで改善すべきだと感じたところ

色々と「悪口を」書きましたが、ビーキャスカードのような仕組みが著作権保護や有料放送で必要と言うのであれば、きっとそうなのでしょう。

詳しいことは素人の私には分かりません。

しかし、テレビに入れたままなのに3年も経たずに不具合を起こすカードとは如何なものでしょう。

また交換の対応が悪くないとはいえ、場合によっては丸一日以上テレビを見れない状況になる可能性もあるわけです。

世の中には、情報収集の手段がテレビのみだという人もいますし、その日のテレビ番組を楽しみにしている人もいます。

もう少し責任感をもって「IC」部分の強度や性能を増すとか、身近な電気店で交換できる仕組みを構築するとか、改善策は沢山あるのではないでしょうか。

録画失敗した番組は、たぶんもう永久に見れないんだよー。

バッキャロー!