Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)PROコントローラー(プロコン)スプラトゥーン2エディションのイメージ

今回はNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)のPROコントローラー(プロコン)を自分で分解修理した方法を紹介します。

プロコンを分解してエアーを吹かしただけでは直らないことが多いので、その段階から一歩踏み込んだ作業になります。

はんだを使って基盤のアナログスティック部品の交換を検討している場合は、部品購入前に試してみる価値アリだと思います。

ちなみに私は部品を注文した翌日この方法で修理したため購入した部品が無駄になってしまいました。













プロコン左スティックが壊れまくる問題

ニンテンドースイッチのプロコントローラーは全国的に左スティックの上入力が壊れまくっています。

ネットやSNSでプロコンの故障について検索すれば、殆どの人が似たような症状で故障しています。

また故障した時に遊んでいたソフトは、圧倒的にスプラトゥーン2が多いようですね。

スプラで遊んだ事があれば分かりますが、左スティックを酷使しますし、必然的に前へ進む上入力の使用頻度は高いので、それが原因でしょう。

症状としては、キャラクターが進んでいる途中で止まったり遅くなったり、勝手に進んだりですかね。

そんな状態ではガチマッチでまともに戦えません。

それから、スティックから出る白い粉が故障の原因だと言われることも多いですね。

これは修理の際に質問した人によると、任天堂さんは白い粉は故障とは関係ないと否定しているそうです。

実際に何度も分解した私も、白い粉はあまり関係ないと思っています。

その根拠と言いますか、詳細は修理手順の中でお話しします。

プロコンを自分で分解する前に

プロコンのメーカー保証期間は1年間あり、その間の不具合は送料も任天堂が負担してくれます。

ただし、自分で分解してしまうと保証対象外となってしまうので、保証期間が残っているプロコンの修理は、素直に任天堂に依頼したほうが良さそうですね。

修理のご案内|サポート情報|Nintendo

プロコンの修理期間の目安は、10日から2週間となっています。



プロコンアナログスティックの分解修理方法

はじめに、プロコンの分解は自己責任です。

私はメーカー保証がギリギリ(5日)切れていたのと、過去に1度メーカー保証で無料修理をしてもらったので、ギリギリとは言え(もう神対応は期待できない)無料修理は受けれないだろうと思い、自分で分解修理しました。

ちなみにプロコンの有料修理は、修理代4,000円程度と送料で5,000円弱必要になります。

それで修理箇所の保証期間は3ヶ月ですので、はっきり言って1年保証が付いた新品を購入したほうが良いと思います。

どうせまたすぐ壊れますし・・・(ボソッ)

プロコンを自分で分解する手順

前置きが長くなりましたが、ここから画像をペタペタ貼っていきますので、頑張って修理して下さい。

プロコンのグリップカバーを外す手順

まずは赤矢印の位置にあるプラスネジを2本抜き、グリップ部分を外します。

プロコンの背面カバーを外す手順

裏返して、赤矢印4か所にあるネジをプラスドライバーで外します。

背面カバー(バッテリーカバー)を端から浮かせて取り外します。

プロコンのバッテリーと背面のネジの位置

まずバッテリーを取り外し、赤矢印5ヶ所のプラスネジを取り外します。

バッテリー上の2ヶ所は穴が深いので、短い(または太い)ドライバーでは外せません。

プロコンの背面を分解するときの注意事項

ネジを外したら、画像赤丸の位置の内部に両面テープが貼ってがありますので、そこから浮かせるようにして外します。

ここで注意することは、画像の青丸の位置の部品がまだ外れてないので、無理に引っ張らないことです。

プロコンを割るときにテープ状の配線を外す方法

正式名称は分かりませんが、画像のようにテープ状の配線が固定されていますので、黒いツメを手前に起こして(手で簡単に起きます)ロックを解除し、青い部分が少しまだ中に入っているので、それを引き抜きます。

組み立てるときは逆の手順で、まず青い部分をロック解除した黒い部分の奥までしっかり刺し、黒いツメを再びロックします。

プロコンのアナログスティックを分解して抜いた様子

アナログスティックは、差し込まれているだけなので、そのまま抜くことが出来ます。

以上で、簡易分解が完了となります。

基盤から部品を丸ごと交換する場合は、さらにプラスドライバーを使って基盤を外すことになりますが、今回の作業内容では必要ありません。

それと、故障の原因がアナログスティックの白い粉と言われることがありますが、画像のようにアナログスティック傘が比較的大きいので、直接操作部分に粉が降りかかることはありません。

またアナログスティックの電気的な接点は、画像の緑色部分の内部にあるため、大量の白い粉で接点が汚れるとは考えにくいです。

とは言え、緑色のプラスチック部分にも隙間がありますので、絶対に白い粉が悪くないとも言い切れないと思います。

プロコン左スティックの不具合を修理する方法

プロコンをこの段階まで分解したら、定番の白い粉はもちろん、糸くずやホコリ、髪の毛やペットの毛など細かなゴミをブラシやエアーで掃除します。

これで直ったかなと思って組み立てても、またすぐに症状が再発するパターンがほとんどですので、今回は緑色の部品を分解して内部を掃除します。

プロコン左スティックの上入力の不具合を修理する手順

今回私のプロコンは、左スティックの上入力のみ不具合が出ているので、画像の赤矢印の緑色の部品が対象となります。

左右で不具合が出ている場合は、赤矢印が無いほうと言うわけです。

ちなみに右スティックも同じ部品が使われています。

さて、画像では既に部品が浮いていますが、これは矢印部分に見えるツメを外して浮かせた状態です。

マイナスドライバー2本でプロコンスティックのツメを外す様子

ツメの外し方は、画像のようにマイナスドライバーを2本使い、片方でツメを押し、もう片方(金色)で隙間を広げると言った感じです。

この部品のツメは、反対側(裏面)にもありますので、少し隙間を広げたら反対側の隙間も広げる感じで、じわじわ広げていきます。

緑色の部品の下(基盤の裏面)は、はんだで固定されていますので無理やり広げると壊れる可能性があります。

プロコンのスティック部品から接点(可変抵抗)を取り出した様子

この画像のように隙間を広げたら、中に丸い部品(可変抵抗の接点)を取り出すことが出来ます。

この丸い部品がスティックを倒した時に動いて、入力信号を出しています。

金色の金属の上と、分かりにくいですが中心の左右にも細い出っ張りがありますが、おそらくそれが接点となります。

薄くて弱い部品なので、接点復活剤(接点復活スプレー)や綿棒に無水エタノールなどを浸して、金属を曲げないよう慎重にクリーニングしましょう。

ちなみに私は、薬箱に消毒用エタノールしかなかったので、それで洗浄しました。

プロコンのスティックの部品をクリーニングする様子

緑色の部品の中にも、金属の接点がありますので、接点復活剤(接点復活スプレー)や無水エタノールでクリーニングします。

画像には映っていませんが、、内部に汚れたグリスのようなものがありましたので、もしかしたら接点グリスの酸化劣化による接触障害が原因で不具合が起こっているのかもしれませんね。

それと内部に白い粉を一粒確認できましたが、それが不具合の原因とは思えませんでしたし、もしかしたら分解する際に入ったものかもしれません。

ネットで他に修理に成功した人の情報を調べてみると、この緑色の部品こそ分解してないものの、ここに接点復活スプレーを吹きかけたら直ったという情報を何件か見かけました。

やはり接点グリスの接触不良が怪しいです。

プロコン左アナログスティックの部品を組み立てる

クリーニングが出来たら、丸い接点部品を緑色の中に戻します。

画像のように金属が開いている側(スティック側)を上にして組み込みましょう。

プロコンの部品を元通りに戻す

プロコンの部品を元通りに戻したら完成です。

緑色の部品のツメが入りにくい場合は、下側の丸いポッチが先に入れるよう、マイナスドライバーなどで押し込んでみましょう。

この方法で修理して、まだ2週間なのですが、今のところ全く不具合は出ていません。

それと現在、アマゾンで注文した部品が中国から日本に向かっていると思いますので、それが届いたらもう少しだけ詳しく解説したいと思います。